30.9.18

『子どもの育ちを保護者とともに喜び合う』(松本)

香川・丸亀ひまわり保育園と、我らが仲間・松井剛太先生による以下の書籍が、ひとなる書房より発売されています。
子どもの育ちを保護者とともに喜び合う:ラーニングストーリーはじめの一歩
丸亀城の下にある素敵な保育園と松井先生がともに重ねられてきた、5年間にわたる実践「メモリー」の軌跡です。

「メモリー」とは、保護者と保育者がともにつくる、子どもに宛てた、写真とコメントを中心とする育ちの記録。
ニュージーランドの保育評価の方法であり、子どもを真ん中に保護者と保育者・保育施設をつなぐかけはしとして機能している "Learning Story" を参考にアレンジされました。

ひとりの保育者だけではなく、他の保育者や保護者、さらにはそのまわりの大人たちといったみんなでつくる「メモリー」は、特別なスキルと知識を前提とする実践ではなく、すぐそばにある保育施設の、さっと手の届くところにある実践です。
子どもの育ちの「記録」や「記憶」としてはもちろん、保育者の専門性の向上や子育て支援の充実という既存の枠組みを超えて、「メモリー」に関わるさまざまな人たちの豊かな育ち合いがめばえる様子を、本書から大いに味わっていただければと思います。

それぞれの保育現場で、アレンジされた次の「メモリー」が生まれること。
この一冊に託された願いを受け取り、つなぎ、ふくらませていくのは、私たち一人ひとりの役割です。