失礼します。幼児教育コース3年の塩見華奈です。今回は、保育内容の指導法(人間関係)の授業で、「どうやったら眠れるかな?」(松本博雄・第一そだち保育園『子どもとつくる0歳児保育:心も体も気持ちいい』ひとなる書房)という事例について討議し、考えたことを書きます。
この事例は、ぐっすり眠れないりゅうじくん(3ヶ月)が気持ちよく眠れるために、保育者はどのように働きかけるか。家庭での生活リズムも踏まえつつ、園の生活リズムに慣れるためには、具体的にどうしていけばよいのか実践したものです。
保育者は途中で腰をゆらゆらすることで、りゅうじくんが眠れることに気が付きましたが、「寝かせられること」が目的にならないように、「それでしか寝ない」ではなく、やっぱり自分で眠くなって寝ることを大切にしたいということでした。
1つの方法を見つけたら、その方法をずっとやってしまいがちですが、なぜ保育者はそれでも試行錯誤をし続けたのか話し合いの中で話題になりました。
この方法でしか眠れないというよりは、この方法でも眠れるし、あの方法でも眠れるというように、子どもの選択肢を増やすことが大切なのではないかという話になりました。
確かに、0歳児の赤ちゃんは自分で選択肢を増やしたり、考えることは難しいので、大人と一緒に眠れる選択肢を広げていくことが大切だと思いました。まさに、子どもとつくる保育だなと感じました。
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