土曜日, 3月 26, 2022

Leaving 2022

今年もこの日が来ました。大学教員として働いてちょうど20年。今年のゼミからは、心優しき島の子はなちゃん、笑顔のはちきんりっちゃん、がんばる小さな巨人みさきの3人が巣立っていきます。

それぞれの道を歩んでいく中で、時に険しい何かにぶつかることもあるでしょう。
そんなときは、直島での卒業遠足で楽しんだ、家プロジェクト・南寺でのあの感覚をちょっぴり思い出してもらえたらと思います。

すぐそこにある筈の先を照らす光が、今はまだ見えなくとも、少しの時間が経った後にはじめて見えてくることもある。そこに至るまでの長さもまた、あなたらしさです。
そんなときは、また一緒に座って待つから大丈夫。

卒業おめでとう。かけがえのない日々はこれで一区切り。
そろそろ出航の時です。
また会える日を楽しみにしています!



『少人数集団と子どもの経験 —集団内集団の形成が困難な就学前施設に着目して—』
『保育場面における保育者の心の余裕を保障するために』
『子どもにとっての空想の友達とは —空想の友達を持つ子どもを支えるために—』

3人それぞれ、とても質の高い魅力的な研究をまとめました。

今年、私もみんなと同じタイミングで博士学位を取得しました。
『保育実践を介した幼児期の文字習得の検討—社会的側面に着目した初期リテラシー発達の視点から—』

せっかくなので一緒に並べて。