9/09/2013

四歳児クラスでおとながあそびを「しかけ」る意味(松本)

 暑さに負けたかのように、更新の間がすっかり空いてしまいました。
 少しずつ再開したいと思います。まずは、この間に書いたものの紹介から。
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 雑誌『現代と保育』(ひとなる書房)の最新号(86号 7月刊行)では、連載『実践研究』にて『四歳児クラスでおとながあそびを「しかけ」る意味』のタイトルで、愛知県春日井市・第2そだち保育園の保育実践を紹介させていただきました。
 保育歴3年目の若手保育者が中心になって、絵本『11ぴきのねこ ふくろのなか』の世界へと誘うしかけが子どもたちの日々の中に埋め込まれることで、子どもたちがそこにぐんぐん引き込まれていく様子が伝わってきます。

 「ファンタジー遊び」「ほんと?遊び」などと称されるこの種の保育実践は、保育者の子どもたちに向けた積極的な働きかけがあってはじめて成立するという意味で、「保育ならでは」の経験を子どもたちに提供できる実践だと感じます。いっぽうで、保育者が「世界」をつくり込みすぎると、子どもの思いとの間に乖離が生まれることも……。
 今回の実践の魅力は、保育者がよい意味で迷い、子どもの様子を見ながら試行錯誤したことで、必要以上の「しかけ」にならず、子どもたちの楽しさを引き出し、膨らませることに成功したという点にあるのではないかと感じました。

  『現代と保育』は、年3回のペースで刊行されます(次号は11月)。
 明日の保育、あさっての保育のヒントとなる、興味深い記事がたくさん載っている雑誌ですので、よろしければ、ぜひお読みいただけると嬉しいです!

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