火曜日, 10月 07, 2014

2014.10.02 ゼミ

松本ゼミの最年長!
大学院1年生のやまのべです。

2日は、後期に入ってから
初めてのゼミがありました。
3年生や4年生が実習や採用試験
を終えて、またひとつ大きくなって
いました。とても誇らしいです。

そして、今日のゼミの本題は、
4年生の卒論について!

さやかは、乳児の人見知りについて
研究をしています。
今日は、主に観察実験の仕方に
ついて話し合いました。

観察をするときに気をつけなければ
ならないと感じたことは、二者関係
の間だけで、ものを考えてはいけない
ということです。

例えば、乳児の人見知り傾向を
調べるために
少し離れたところから実験者が
「おいでっ!」と声をかけた際の
反応を確認するという実験をしたとき

乳児が実験者に近づくという反応を
示したとします。

このような反応から、単純に
乳児の人見知り傾向は低いと
判断することもできます。

しかし、この実験をした際に
近くに安心できる大人がいるか
どうか、実験者と乳児の母親との
関係がどうなのかということは
乳児の反応に大きな影響を与える
のではないでしょうか。
乳児が実験者に近づくという反応
の背景には、母親という第三者の
存在が隠れている場合もあります。

このように観察実験は三者関係を
踏まえた上で行わなければならない
ということを確認しました。


まいまいは、ファンタジー遊び
についての研究をしています。
今日は、主に
「ボクらはへなそうる探検隊」
という題材をもとにファンタジー遊び
についての考えを深め、観察の方向性
を話し合いました。

3年生からは、ファンタジー遊び
は、謎や分からないことが多くある
からこその面白さがあったり

保育者自身がファンタジー遊びを
楽しんでいることがポイントなの
ではないかという意見がありました。

2人の研究が今後どう進んでいくのか
とてもたのしみです。


私が最近、授業やゼミの時間に
感じていることは、
幼児期は初等教育に向けての
準備段階としてあるものでは
ないということです。

かけがえのない幼児期は、
幼児期そのもののために
あるのだと感じます。

さらに、このように
保育について
子どもについて
腹を割って話せる先生や後輩が
いることを、幸せに感じました。
このような、時間を大切に
していきたいです。

以上、10月2日のゼミの報告
でした!!!

やまのべ

0 件のコメント:

コメントを投稿