11/19/2016

"楽しい"体験でつながる・広がる(片山沙紀)


失礼します。幼児教育コース3年片山沙紀です。今回は、保育内容の指導法(人間関係)の授業で『“楽しい”体験でつながる・広がる』という事例(松本博雄・第一そだち保育園 2011『子どもとつくる0歳児保育:心も体も気持ちいい』ひとなる書房)についてみんなで考えたことについて書きたいと思います。



この事例は1歳児クラスの12名の集団における子どもの変化について書かれています。後半期がスタートし近くの公園に散歩に行ったのですが、保育者は危険ばかりが気になり子どもと一緒に楽しんで遊ぶことが出来ませんでした。そこで散歩場所を見直し、子どもたちに親しんだ小学校に何度か散歩に行き、保育者の近くで安心して遊ぶ姿が見えてきたところでもう一度公園に散歩に行きました。するとそこではシーソーをバスに見立て、「バスに乗って」の歌を保育者と歌いながらバスごっこをみんなで一緒に楽しむことが出来ました。



私はこの事例を読んで、最初に公園に行った時と2回目に公園に行った時とで子どもの姿が大きく違い、子どもや保育者にどのような変化があったのだろうと疑問に思いました。みんなで話し合った結果、次の2つのことが分かりました。



1つめは保育者の視線が危険から子どもに変化したということです。最初に公園に行った時、保育者は危険ばかりが気になり子どもに視線が向いていませんでした。そのため子どもたちを見守ることで精一杯になってしまっていました。散歩場所を見直し、子どもに親しみがあり、門があることで安全な小学校に行ったことで、保育者は子どもと遊ぶことに集中できたのだと思います。そして保育者の心に余裕ができたことにより、もう一度同じ公園に行っても保育者は子どもを見ることができ、子どももそれを感じ取り、安心して一緒に遊べたのだろうと思います。



2つめは日々の保育の中で繰り返し楽しんできた「バスに乗って」の歌を歌ったということです。1歳後半児はイヤイヤ期ということもあり、着替えの時になかなか着替えてくれない子どもがおり、その時に「バスに乗って」の歌を歌いながらバスごっこを11で楽しんでいたそうです。だから公園で「バスに乗って」の歌を保育者が歌った時に子どもたちは“これ知ってる”と思い、みんなで楽しむことができたのだと思います。



この事例を読んで、1歳後半児の関わりにおいて、11の遊びにおける楽しさをみんなに広げることが大切なのだと思いました。この時期の子どもたちはだんだんと友だちの存在を意識し始め、友だちと遊ぶことがなんとなく楽しいと思うようになります。このなんとなくだからこそ保育者が子どもの遊びをつなげ、楽しい経験を共有させてあげることが大切な保育者の役割なのではないかと考えました。そして友達との楽しい経験を積み重ねることにより子どもたちは、友だちと遊ぶことが楽しいと思うようになるのではないかと思いました。

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